第35回東京国際映画祭レッドカーペット歩行順紹介
10月24日、3年ぶりのリアル開催となる第35回東京国際映画祭が開幕。恒例のレッドカーペットは、10月24日の16時頃から、監督、俳優、プロデューサーなど多彩なメンバーが歩みました。
ここでは、レッドカーペットへ歩みを進める前のステージ正面で捉えた写真の数々と共に、関連作品を紹介します。
『輝かしき灰』
コンペティション部門にエントリーしたのは、ベトナムで貧しい村に住む3人の女性を通じて、典型的な性不平等を描く作品。
ブイ・タック・チュエン監督と、俳優のフオン・アイン・ザオ、レ・コン・ホアン、ゴー・クアン・トゥアン、ジュリエット・バオ・ゴック・ゾリン、エグゼクティブプロデューサーのカオ・ツーン・ヒエウ、アンディ・ヴォ、プロデューサーのチャン・ティ・ビック・ゴックが登壇。
『アイ アム ア コメディアン』
Nippon Cinema Nowから、“嫌われ芸人”としてテレビ出演が激減したウーマンラッシュアワーの村本大輔の3年を描くドキュメンタリーが登場。
日向史有監督と、出演の村本大輔、中川パラダイス、プロデューサーの石井朋子、種山英美が登壇、帽子を飛ばしてのリアクションが会場を沸かせました。
『突然に』
アジアの未来から、嗅覚が失われたという設定で観客の五感を刺激する新感覚の女性映画が登場しました。
メリサ・オネル監督と脚本のフェリデ・チチェキオウルが登壇。
『わたしのお母さん』
Nippon Cinema Nowに前作『人の望みの喜びよ』がベルリン映画祭ジェネレーション部門でスペシャルメンションを獲得した杉田真一監督の最新作が登場。。母との関係が苦しい娘の感情を描きます。
杉田監督と娘役の井上真央が登壇しました。
『へその緒』
アジアの未来部門から、フランスに学んだチャオ・スーシュエ監督のデビュー作が登場。ミュージシャンでもあるアルスを起用し、認知症の進む母を思う娘を描きます。
レッドカーペットには、プロデューサーのリウ・フイが登壇。
『DOOR』
日本映画クラシックスから、ディレクターズ・カンパニーによる88年の高橋伴明監督、Jスプラッターの古典的傑作が登場。
高橋恵子が、麗しい着物姿で登壇しました。
(取材・写真・文:遠藤)
[開催概要]
「第35回東京国際映画祭」
期間 : 2022年10月24日(月)〜11月2日(水)[10日間]
会場: シネスイッチ銀座、丸の内TOE(I 中央区)、角川シネマ有楽町、TOHOシネマズ シャンテ、TOHOシネマズ 日比谷、 ヒューマントラストシネマ有楽町、丸の内ピカデリー、有楽町よみうりホール、東京ミッドタウン日比谷 日比谷ステップ広場、マルキューブ、有楽町micro、東京宝塚劇場、東京国際フォーラム(千代田区)ほか都内の各劇場及び施設・ホールを使用
主催:公益財団法人ユニジャパン(第35回東京国際映画祭実行委員会)
共催:経済産業省 国際交流基金アジアセンター(アジア映画交流事業) 東京都(コンペティション部門、ユース部門)
後援:総務省/外務省/千代田区/中央区/独立行政法人日本貿易振興機構/国立映画アーカイブ/一般社団法人日本経済団体連合会/東京商工 会議所/一般社団法人日本映画製作者連盟/一般社団法人映画産業団体連合会/一般社団法人外国映画輸入配給協会/モーション・ピク チャー・アソシエーション(MPA)/全国興行生活衛生同業組合連合会/東京都興行生活衛生同業組合/特定非営利活動法人映像産業振興機 構/一般社団法人日本映像ソフト協会/公益財団法人角川文化振興財団/一般財団法人デジタルコンテンツ協会/一般社団法人デジタルメ
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支援:文化庁
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