第35回東京国際映画祭レッドカーペット歩行順紹介
10月24日、3年ぶりのリアル開催となる第35回東京国際映画祭が開幕。恒例のレッドカーペットは、10月24日の16時頃から、監督、俳優、プロデューサーなど多彩なメンバーが歩みました。
ここでは、日比谷で行われたレッドカーペットへ歩みを進める前のステージ正面で捉えた写真の数々と共に、関連作品を紹介します。
『アルトマン・メソッド』
アジアの未来部門に登場する本作品からは、ナダヴ・アロノヴィッツ監督、俳優のマーヤン・ウェインストック、ニル・バラクが登壇。
この作品が描くイスラエルに住むアラブ人への偏見や差別が“事実”を創り上げていく様子は、今の時代の分断を象徴するかのよう。
『ガンニバル』
配信を前提に作られた作品から選ばれるTIFFシリーズ部門。村を舞台にしたサイコ・スリラーの原作コミックを実写化した本作からは、片山慎三監督と、俳優の柳楽優弥、笠松将が登壇しました。
『雑魚どもよ、大志を抱け!』
Nippon Cinema Nowから、少年時代の葛藤と前進を描く注目作が登場。
『百円の恋』(脚本)の足立紳監督と3人のプロデューサー、12歳の少年という設定で出演した7人の俳優達という、総勢11人が登壇しました。
『蝶の命は一日限り』
アジアの未来部門から、モハッマドレザ・ワタンデュースト監督による長編2作目が登場。ワタンデュースト監督は、美しい風景とロングショット、監督だけでなく脚本・原案・編集・セット、衣装デザインまで手掛けるといいます。
登壇したのはワタンデュースト監督とエグゼクティブプロデューサーのサラ・モアイェリ。
『はだかのゆめ』
Nippon Cinema Nowから登場する本作は、表現ジャンルを問わず活動する甫木元空(ほきもとそら)監督による、母と子の生と死の物語。
登壇したのは、甫木元監督のほか、俳優の唯野未歩子、前野健太、音楽の菊池剛。
『消えゆく燈火』
アジアの未来部門から登場する本作品は、フランスに学んだアナスタシア・ツァン監督のデビュー作。古き良き香港文化と夫婦愛が人情味あふれる映像を紡ぎます。
ツァン監督、アナスタシア・ツァン監督と、俳優のヘニック・チョウ、セシリア・チョイ、プロデューサーのサヴィル・チャンが登壇。
『ぼくらのよあけ』
ジャパニーズアニメーション部門から、傑作SF漫画の映画化作品が登場。
黒川智之監督がキャラクターのナナコを手に登壇しました。
(取材・写真・文:遠藤)
[開催概要]
「第35回東京国際映画祭」
期間 : 2022年10月24日(月)〜11月2日(水)[10日間]
会場: シネスイッチ銀座、丸の内TOE(I 中央区)、角川シネマ有楽町、TOHOシネマズ シャンテ、TOHOシネマズ 日比谷、 ヒューマントラストシネマ有楽町、丸の内ピカデリー、有楽町よみうりホール、東京ミッドタウン日比谷 日比谷ステップ広場、マルキューブ、有楽町micro、東京宝塚劇場、東京国際フォーラム(千代田区)ほか都内の各劇場及び施設・ホールを使用
主催:公益財団法人ユニジャパン(第35回東京国際映画祭実行委員会)
共催:経済産業省 国際交流基金アジアセンター(アジア映画交流事業) 東京都(コンペティション部門、ユース部門)
後援:総務省/外務省/千代田区/中央区/独立行政法人日本貿易振興機構/国立映画アーカイブ/一般社団法人日本経済団体連合会/東京商工 会議所/一般社団法人日本映画製作者連盟/一般社団法人映画産業団体連合会/一般社団法人外国映画輸入配給協会/モーション・ピク チャー・アソシエーション(MPA)/全国興行生活衛生同業組合連合会/東京都興行生活衛生同業組合/特定非営利活動法人映像産業振興機 構/一般社団法人日本映像ソフト協会/公益財団法人角川文化振興財団/一般財団法人デジタルコンテンツ協会/一般社団法人デジタルメ
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