第35回東京国際映画祭レッドカーペット歩行順紹介
10月24日、3年ぶりのリアル開催となる第35回東京国際映画祭が開幕。日比谷・銀座・有楽町エリアをメイン会場に、主要9部門の上映本数111本、海外ゲストの招へいも本格的に再開され、「誰もが観たくなる映画、誰も観たことがない映画」としてメジャー大作からアート作品までバリエーション豊かな上映ラインナップとなりました。
恒例のレッドカーペットは、10月24日の16時頃から、監督、俳優、プロデューサーなど多彩なメンバーが歩みました。
ここでは、レッドカーペットへ歩みを進める前のステージ正面で捉えた写真の数々と共に、関連作品を紹介します。
『月の満ち欠け』
トップバッターはコチラの方々。ガラ・セレクション部門『月の満ち欠け』から、監督の廣木隆一、俳優の大泉洋と柴咲コウが登壇。
本作品は、累計発行部数56万部越えの佐藤正久の原作小説を実写化したもので、登壇者のほかにも、有村架純や、いまドラマ『silent』が話題の目黒蓮らが顔を揃えます。
『ウルトラセブン55周年記念上映』
つづいて登壇者は森次晃嗣と、なんとウルトラセブンご本人。ジャパニーズアニメーション部門での出品となります。
『少女は卒業しない』
10年目を迎えるコンペティションであるアジアの未来部門から、朝井リョウの原作小説を映画化したこの作品。中川駿監督が、卒業の後悔と希望を描きます。
登壇者は、中川監督のほか、本作が初主演となる河合優美、小野莉奈、小宮山莉渚、中井有望というフレッシュな面々となりました。
『このとおりはどこ?あるいは、今ここに過去はない』『鬼火』
続いては、ワールド・フォーカス部門2作品の監督二人。ジョアン・ルイ・ゲーラ・ダ・マタとジョアン・ペドロ・ロドリゲス。
前者は2人の共同監督によるドキュメンタリー、後者はロドリゲス監督のジャンルを跨ぐユニークな作品です。
『山女』
コンペティション部門の本作からは、福永壮志監督と俳優の山田杏奈、森山未來、永瀬正敏が登壇。
「自然と人間」「集団と個」という日本社会の根底にある“風習”を見つめ直す契機となりそうな作品です。
(取材・写真・文:遠藤)
[開催概要]
「第35回東京国際映画祭」
期間 : 2022年10月24日(月)〜11月2日(水)[10日間]
会場: シネスイッチ銀座、丸の内TOE(I 中央区)、角川シネマ有楽町、TOHOシネマズ シャンテ、TOHOシネマズ 日比谷、 ヒューマントラストシネマ有楽町、丸の内ピカデリー、有楽町よみうりホール、東京ミッドタウン日比谷 日比谷ステップ広場、マルキューブ、有楽町micro、東京宝塚劇場、東京国際フォーラム(千代田区)ほか都内の各劇場及び施設・ホールを使用
主催:公益財団法人ユニジャパン(第35回東京国際映画祭実行委員会)
共催:経済産業省 国際交流基金アジアセンター(アジア映画交流事業) 東京都(コンペティション部門、ユース部門)
後援:総務省/外務省/千代田区/中央区/独立行政法人日本貿易振興機構/国立映画アーカイブ/一般社団法人日本経済団体連合会/東京商工 会議所/一般社団法人日本映画製作者連盟/一般社団法人映画産業団体連合会/一般社団法人外国映画輸入配給協会/モーション・ピク チャー・アソシエーション(MPA)/全国興行生活衛生同業組合連合会/東京都興行生活衛生同業組合/特定非営利活動法人映像産業振興機 構/一般社団法人日本映像ソフト協会/公益財団法人角川文化振興財団/一般財団法人デジタルコンテンツ協会/一般社団法人デジタルメ
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