先進のDC電源Ferrum AudioのHYPSOSが8月発売
Apple TVや高性能DAC、ドライブ、NASなどDC電源を使うオーディオ機器の電源を底上げするDC(直流)電源の新製品HYPSOSが、2022年8月5日に発売されます。
Ferrum Audio(フェルム・オーディオ)は、2020年にポーランドで創立したオーディオブランド。「手ごろな価格で最高のオーディオ体験を提供する」というコンセプトのもと、持続可能性、耐久性、品質をコンパクトかつ魅力的なパッケージにまとめ上げ、ユニークかつエキサイティングな商品を生み出しています。
同種の製品としては、オーディオデザインのアナログ式安定化電源DCAシリーズが重宝されています。拙宅でもDCA-12VHCを使用していますが、この手の製品の効果は抜群。今回発売されるHYPSOSは、スイッチング電源とリニア電源のハイブリッド構成を採用、5VDC~30VDCを可変設定可能で、連続最大6A(瞬間最大9A)の大出力でDCプラグを採用した音響機器やネットワーク機器の電源を強化、設計品質をあぶり出してくれることでしょう。
細かいチューニングが可能、マニアックな使い方も
HYPSOSの特徴は、電力を供給する2芯のほか、もう2芯で電圧を監視する専用DCケーブルで電源を送る点。機器側のDC入力端子で正確な電圧レベルを計測し、リアルタイムフィードバックで常にフラットな電圧を確保できる仕組みを持っています。したがって、機器側の入力端子(内径2.5mm/2.1mm)等に合わせた専用のDCケーブル(別売)が必要です。
さらに、通常出力とスペクトラム拡散モードの設定を切り替え使用できたり、DC出力電圧を機器の基準電圧から0.1V単位で微調整できる「スイートスポットチューニング機能」といったマニアックな機能も。
もちろん、電子式出力電圧極性切替機能、過電圧・電流制限・短絡保護機能を備え、誤ってパラメータを変更しないように設定をロックすることもできます。
Apple TVリモコンとの互換性やトリガー入出力端子により、機器との電源ON/OFFの連動が可能なのもうれしいところ。デジタル系の小物でも電源で妥協したくない向きには是非とも検討して欲しい逸品です。
(資料提供:エミライ)