「ホームシアター」は男の子のHOBBYから、家族で囲む“現代版の床の間”へ
大画面といい音で映画などの映像コンテンツを楽しむ「ホームシアター」。このホームエンターテインメントは、どんな人に向いているでしょうか?
「別に、ウチにはテレビがあるからいらない」さらには「スマホやタブレットがあるからいらない」という人もいるでしょう。
でも、大画面を囲んで気持ちを共有するのには、また格別の喜びがあります。
子どもや奥様がNiziUや鬼滅に大喜び!
もともと「ホームシアター」は、ハリウッドスターがホームパーティーで映写技師を自宅に呼び、上映会をしたのが始まりといわれています。
映画館で見られなかった娯楽の王様である“映画作品”を所有する喜び、ほかのひとに邪魔されず貸し切りで楽しめるのが魅力でした。
そんなこともあって、「ホームシアターをやりたい」と最初に言い出すのは、ご自身が映画や音楽ライブ、ゲームなどを独り占めしたいご主人。
でも、わたしが日本全国取材して目の当たりにしたのは、実際に「ホームシアター」を設置した後は、「子どもがNiziUをみながら一緒に踊っている」「鬼滅の刃がこんなに凄かったなんて」とお子さんの喜びを奥様が口にして、感謝する場面でした。
ホームシアター=大画面を囲む場所
これからの「ホームシアター」は、コンテンツは何であれ、家族や気心知れた友人などとともに、ひとつの大画面を囲んで盛り上がるもの一般を指すと言うべきでしょう。さらには、リアルタイムの映像コンテンツであれば、ひとりひとりはスマホやタブレットでツイートなどでリビングの外の人とも共有する──。
だから、大画面といい音を使って、臨場感豊かにみんなで楽しみたい!そんな人なら、「ホームシアター」ユーザーに向いていると言えるのです!