2019年4月19日、トーヨーキッチンスタイルが東京・青山で新製品発表会を行った。
キッチンという設備の新製品お披露目とみるならば、従来のiNOシリーズに、どことなく和のテイストもある菱形模様の面材「METALLIC DIAMOND」を新たに追加したというにすぎない。
それよりも今回のキモは、間取りやライフスタイルの変化に対応した”提案”空間ゼロ動線「KDSトライアングル」にある。
昨今ワンルームが増えている住宅事情に鑑み、LDKの間取りを壁付けのパターナリズムから自由にするのが意図という。
かくしてキッチン、ダイニング、収納は部屋の壁から解放すると、必然的に収納もアイランド型にしなければならなくなった(アイランド型収納ISOLA)。
toyo kitchen styleは、いつも独自路線のようにみえて、実は市場のニーズに柔軟に応えんがための「コンセプト提案」が毎回愉しい。
テレビはココ、するとリビングとダイニングはここになって、キッチンは・・・というのとは逆の、家族みんなでワクワクしながらの家づくりを促す商品開発には、いつもながら感心させられる。
考えてみればコレ、土間を上がって、囲炉裏を囲んで、というイメージに重なる・・・そんな感じがやっぱり日本人には合っているのかも、と思わせる発表だった。
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